千歳市／千歳市支笏湖温泉 他
北海学園大学
人文学部日本文化学科２年 大橋弥生さん
法学部政治学科３年 熊谷七海さん
経営学部経営学科２年 近嵐蓮さん
法学部法律学科３年 羽田菜々実さん
※令和３年10月取材
ルート概要
新千歳空港 → 支笏湖温泉 →苔の回廊 → ファーム花茶 → 道の駅サーモンパーク千歳
支笏湖温泉「景色も食も丸ごと体感！～支笏湖の魅力」
新千歳空港から、北海道らしい並木か続く道道16号線をドライブすること約40分。
「支笏湖温泉」には、支笏湖を見渡せる広場や商店街が整備されており、千歳市に来たら是非とも足を運んでいただきたいスポットです。
～支笏湖ってどんな場所？～
支笏湖は、４万年以上前の支笏火山の噴火できたカルデラ湖です。
湖畔広場に降り立つと、見渡す限り一面の青！透明度も高く、明るい時間に行けば太陽光が綺麗に反射し圧巻の光景が広がっています。
また、この広場からは現在も火山活動中の樽前山の噴煙を見ることができます。運が良ければ3本の噴煙をはっきり見ることができるかもしれません！
～「湖」だけじゃない！～
周辺には風情のある小さな支笏湖温泉商店街があります。ここでは北海道の海の幸やじゃがいもを使用した軽食、ソフトクリームなど数多くの魅力ある食べ物が勢揃い。
綺麗な景色を見た後はお腹も満たせる、魅力が溢れる場所です。
苔の回廊「歩き辿り着いたその先に広がる景色は…」
～自然がつくった神秘の名所～
苔の回廊とは、樽前山が噴火した際の溶岩が沢水などに浸食されてできたスポットで、苔に包まれた岩が回廊のようになっていることからそう呼ばれています。（そこに生えている苔の種類は８０種類以上にも及びます。）
～苔の回廊までの道のり～
苔の回廊に向かうには、モラップキャンプ場手前の駐車場から約３０分、目印となる「楓沢の橋」まで並木に囲まれた遊歩道を歩き続けます。
楓沢の橋から約２０分目印にそって進むと、だんだんと道の幅が狭くなっていきます。しだいに両脇の緑の岩壁が高くなり、気づいたときには、そこはもう苔の回廊！
苔の緑、透き通った空気、草木の香り…自然の雄大さに心を奪われます。
この苔の回廊は、夏は一面緑に、秋は苔の緑と紅葉の赤のコントラストが鮮やかになり、季節で異なる表情を見せるのも魅力のひとつです。
なお、山に入る際は熊除けの鈴や熊除けスプレーなど、必要な装備を整えましょう。
～支笏湖の穴場？～
目印の楓沢の橋から反対の湖側に目を向けると、まるでプライベートビーチのような絶景穴場スポットがあります。そこから見る支笏湖は、支笏湖温泉の広場から見るものとは違った美しい景色を楽しむことが出来ます。
ファーム花茶「農園レストランで素敵なひとときを」
～究極の『千(ち)産(さん)千(ち)消(しょう)』 採れたての食材をその場で！～
千歳市は『千産千消（地産地消）』をコンセプトに地元の食材の消費を推進する取組を行っています。
花茶は、花茶の農園で採れた食材を花茶のレストランで頂く、究極の千産千消を体験することができるスポットです！
訪れた人が農場でくつろぐ姿を見て、この場所が採れたて食べ物を楽しめる憩いの場となればという思いから生まれた農園レストラン。
もともとはアイスクリームの提供がメインでしたが、店主の小栗龍夫さんがレストランを併設。ナポリで学んだピッツァが今となっては看板メニューになりました。
～イタリア×北海道「ピッツァ」～
小栗さんがナポリの老舗メーカーから直輸入した石窯で焼かれた旬の野菜たっぷりの味わい深い本格ピザが楽しめます。採れたて野菜がふんだんに使用されたピザはまさに絶品…！
店内は、特製のイラストがあしらわれた世界に一つだけの石窯の存在感が印象的。ピザの焼ける匂いに包まれながらここでしか味わえない至福のひとときを過ごすことができます。
～アイスクリームを楽しみながら「農村浴」～
大きな窓から一望できる広々とした農地。
馬や猫と一緒に雄大な景色を見ながらいただく手作りアイスクリームも、これまた絶品。花茶農園で採れた旬の果物で、季節ごとのフレーバーも楽しめます。
おすすめは、夕暮れ時。地平線に夕日が沈む瞬間は特に美しいです。
雄大な農園で、森林浴ならぬ『農村浴』。きっと、心も体もととのうはず。
道の駅サーモンパーク千歳「ドライブに道の駅は外せない！」
千歳市のお土産や新鮮なお野菜が取り揃えられた売店が魅力的。
フードコートも充実しており、北海道で人気のレストランが集結しています。
毎年多くの鮭が遡上する千歳川。パーク内の「サケのふるさと千歳水族館」では、鮭や北方圏の淡水魚などの生態を観察できます。
旅の途中に、最後の締めくくりに、是非足を運んでみてください。