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通勤がラク、子育てが一緒にできる、 刺身がうまい。移住に迷いはなかった。

増尾和久さん
●恵庭市在住 42歳  ●居住歴2年 ●出身地 群馬県
※令和3年6月取材

通勤がラク、子育てが一緒にできる、
刺身がうまい。移住に迷いはなかった。

移住を考える方にとって、その理由はいろいろあると思いますが、ご家族のある方にはお子さんとの時間を大切に考えたいと思うことも移住の大きな理由になるのではないでしょうか。増尾和久さん(以下、敬称略)は、忙しい日々を過ごされていた首都圏から恵庭に移住され、今までにはなかった暮らしの充実感を感じていらっしゃるようです。

子どもと遊べる時間ができた!

———恵庭への移住を考えられたきっかけをお聞かせください。

増尾 漠然とずっと、首都圏ではなく自然の豊かなマチへの移住を考えていましたが、子どもが小学校に入学するタイミングで移住したいと、具体的に行動を起こしました。私の故郷である群馬に帰ることも、また妻の実家がある札幌に帰ることも考えましたが、東京で行われていた「北海道移住フェア」に参加してみて、恵庭市職員の方のお話を聞き、俄然、気持ちが恵庭への移住へと傾きました。北海道であれば札幌近郊を考えていましたので、その点で恵庭は自然に恵まれ、札幌まで電車で30~40分という好立地にも魅力を感じました。首都圏に住んでいた時は通勤時間も1時間半もかかり、それが今では車で10分。それまでは子育ても妻に任せっきりだったので、時間が増えた分、子どもと遊べる時間ができたことが何よりうれしいことでした。また、子どもを預けられる施設もいくつもあることが大きなポイントとなりました。

スーパーで売っている刺身がおいしい。

———実際に恵庭で生活されてみて、改めて発見したことは?

増尾 子どもにとっては公園が多いので、いろいろな公園巡りもできますし、恵庭森林公園は駐車場から少し山を登ると突然開けた場所にアスレチック遊具が現れて、時にはまるで貸し切り状態で子どもと思い切りはしゃぐこともできます。
また、とてもびっくりしたのが、「スーパーで売られている刺身がおいしい!」ということです。正直、東京のスーパーで刺身を買う気はしなかったのですが、こちらのスーパーでは、マグロの赤身が本当においしい。普通に柵で売っているんですね。もうびっくりでした。おいしすぎて、お魚を食べる頻度が格段に増えましたし、それによって日本酒率も上がりましたね。北海道は素材自体が新鮮でおいしいということは周知のことですが、このように恵庭のスーパーでも新鮮でおいしい刺身が普通に買えるということに感動しました。冬の寒さは本州に比べると寒いですが、家の中が暖かいので返って前に住んでいた環境よりも冬は落ち着きます。なんといっても夏は過ごしやすくて快適ですね!

友人が来たらいろいろ自慢したい。

———恵庭に住みながら、これからさらに何をしてみたいですか?

増尾 今は子どもと一緒にラグビースクールに参加しています。自然を感じながらおいしい空気の中で体を動かすのはとても気分がよく、すごく健康になれるような気がします。
私はフレンチレストランの店長として働いていたこともあり、食への関心は人一倍あります。近所でおいしいご飯屋さんを見つけることも大きな楽しみです。こちらは、小さな定食屋さんのご飯も本当においしいんですね。素朴なメニューなんだけど、米一粒まで格別にうまいんです。なんでだろう、と不思議になるほどです。
本州から友人が来たら、ぜひこんな自慢の北海道のおいしいものをたくさん紹介したいですね。自分が住んでいるすぐ近くにあるスーパーにも連れて行ってあげたい。鮮魚や刺身を見たら、きっと私と同じように感動するんじゃないかな。驚く顔を見るのが今から楽しみです。
東京に住んでいた頃は、公園があってもこちらとは数も規模も違う。人口も多いので人間関係もどうしても複雑になってしまう。今は、自然の中でのびのびと、そしておいしいものが身近にあって、子どもとの時間もたくさんできて、本当に幸せを感じています。

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